今回は、建売住宅を購入されたS様邸での植栽工事をご紹介します。元々何も植えられていなかった花壇に、黒土を入れ替え、さまざまな植物を植えました。お庭や外構の花壇に植物を植える工事を植栽工事といいます。緑が加わることで、お家の雰囲気が一気に変わりました。
シンボルツリーとして植えたのは「ハイノキ」という木です。この木は、細く繊細な葉を持ち、春には小さな白い花を咲かせます。葉の数が少ないため手入れが簡単で、成長もゆっくりなので、狭いスペースでも楽しめる木です。風に揺れる様子はとても涼しげで、風情があります。窓への目隠しや日除けの役割も果しています。
ハイノキの右側には「ハクサンボク」という低木を植えました。この木は、春には白い花が咲き、秋には赤い実をつけ、冬には葉が美しく紅葉します。特に、春に咲く小さな白い花が集まった花冠はとても可愛らしく、特徴的です。下草にツルニチニチソウなどをあしらい吸水性に優れている阿蘇山の溶岩石をロックガーデン風に飾っています。
シンボルツリーと低木が植栽された花壇にグランドカバープランツも植え込み、溶岩石を据付し、黒土が出てる箇所にはバークチップを敷きました。土をむき出しにしていると、風の強い日は土埃、雨の日は泥はねなどの影響が出てくるので注意が必要です。ですが、グランドカバーを植えバークチップを敷くことにより埃がたちにくくなり、土の表面からの水分の蒸発を防ぎ土の乾燥を防いでくれます。また土への直射日光を防ぎ雑草の発芽や繁殖を防止する役目があります。景観もとても綺麗に見えますね♪
太陽の光を受けて、お家にうつる樹木の影がとてもいい雰囲気を作り出してくれています♡
また風に揺れる葉が心をリラックスさせてくれますね♬
赤く長い葉が広がっているのはコルジリネです。最近とても人気の高い植物ですよね♬風水では、細く尖っている葉が上を向いて伸び、鋭い陽の気を放出してくれるので玄関などの気が入ってくるような場所に置くと効果が現れるとされています。コルジリネはとても縁起の良い植物なんです。
沢山の植栽を行い、緑を取り入れたことにより花壇だけではなくお家全体の印象が明るくなりました。また緑があることで癒し効果もあります。これから植物が成長していき、季節ごとに変わる景観の変化がとても楽しみですね。