殺風景なお庭をどうにかしたい...とお悩みだったS様。『人工木のウッドデッキを設けたい』『BBQできるスペースが欲しい』『天然芝にしたい』『立水栓のまわりを使いやすくしたい』『水たまりができるから水捌けを良くしたい』『ちょっとした菜園スペースが欲しい』『記念樹の"桜"を活用したい』など♪理想的なお庭時間のための素敵なご要望やイメージをお持ちでしたので、S様のご要望を第一に、更に使い勝手の良いお庭となるようプランニングしました。
お庭全体のイメージは仲の良いS様ご家族の雰囲気とマッチするよう曲線を活用した柔らかで優しい印象に。「天然芝の緑」「フラットテラスのローズ系・イエロー系」「ウッドデッキの優しいブラウン系」でナチュラルさを加えました。ウッドデッキには自然のあたたかみがある再生木でお手入れがしやすい『YKK リウッドデッキ200』を使用。デッキ材間の目地幅が3mmと狭いため、下にモノが落ちたりお子様が指を挟んだりすることがなく安心です。
お子様がお庭で安全に走り回れるように極力段差は少なくしました。また、プール遊びやBBQがしやすいフラットテラスは滑りづらい「カラー砂利洗い出し仕上げ」に。外側を自然石乱形『EXISLAND クウォーツストーン ローズ』で囲むことであたたかな雰囲気の中に華やかさをプラスしました。
使いやすさに配慮して、フラットテラス内に立水栓(水道)を入れ込み、水受けの周りにはスリットを入れました。スリットを入れることで、地震で壊れにくくなったり、砂利の隙間に水が入っていき水の跳ね返りを減らせたりします。隣接しているフラットテラスも汚れにくくなり、お子様のお洋服が跳ね返った水で濡れることも少なくなるので良いことばかりですね。
そして、水捌けを良くしたいというご要望でしたので、全体的に掘削し、しっかりと水勾配を付けました。雨水浸透桝も増設しています。雨で水たまりができたり、お花や菜園スペースの水やりで周りに水が残ることがなくなり、お庭時間を快適に過ごせるようになりました♪
記念樹として鉢で育てられていた桜を新設した花壇(写真奥)に移植し、手前にも植栽スペースを設けました。お手入れがお好きな奥様やご家族で水やりをされたり新しくお花を植えられたりされ、楽しまれています♪奥の花壇囲いには『TOYO プリコロ90』を1段据付工、手前の植栽スペースはフラットテラスと同じ『EXISLAND クウォーツストーン ローズ』を使用し、お庭全体に統一感を持たせました。天然芝との境に段差が出ないように敷工され、石の上でお花のお手入れができるため、天然芝を痛めることもありません。