1. 製材
まず最初に柱の加工を行いました。 数年後の竹垣の貼り替え手間や強度などを考慮し、柱のみアルミ柱とするケースもありますが、今回は防腐処理剤注入の杉をバーナーであぶり、焼杉とすることになりました。
2. 胴縁加工
まず、胴縁を取り付ける仕口の加工です。 ホゾを掘る位置を墨つぼなど使い、位置出しを行ってから、電動角ノミでホゾをほっています。 この後は、胴縁を差し込みながらノミで仕上げです。
3. 焼杉加工
バーナーで柱表面を焼いています。 最後に表面を洗い仕上げ、焼杉の完成です。 アルミ柱にも焼杉はありますが、天然素材のもつ自然の風合いは、やはり素晴らしいですね。
4. 支柱・胴縁建込
まず柱を建て込み、次に胴縁を取付けました。
5. 縁石並べ
立子が直接地面に接しないよう、縁石(ピンコロ石)を並べました。
6. 立子取付
立子を1枚ずつ裏表、両面に取り付けていきます。 次に押え竹を5段、笠竹を取り付けました。 写真はシュロ縄で飾り結びをしています。
7. 完成
扉はタカショーの庭扉です。 塩ビとは違い、天然素材の醸し出す自然な風合いが素敵です。